11月6日、OpenSeaの公式Twitterより、NFTのロイヤリティ(2次流通時に最初にNFTを発行したクリエイターに入る手数料)に対する見直しの発表がありました。
様々なNFTマーケットプレイスでロイヤリティをスキップする仕組みが導入されはじめ、ロイヤリティが発生しないNFTの取引が増えてきたことで、11月にはいってからBlurでの取引が急増、首位を保っていたOpenSeaの取引は減少しました。
この発表は、このような市場の動向を受けて、OpenSeaがロイヤリティについての方針を見直しました。
・ロイヤリティ支払いを強制するためのコードをgithubで公開。
・このコードにはX2Y2やBlurなどロイヤリティをスキップするマーケットプレイスでの移転の禁止等が含まれている
■NFTを独自コントラクトで発行の場合
・既に発行済のコレクションは12/8までは徴収可、以降は検討状態。
・11/9以降に新規発行されるコレクションはgithubで公開されているコードをいれれば手数料を徴収可能。
(コードを含まない場合ロイヤリティの設定が不可)
■OpeSeaの共用コントラクトで発行の場合
・既に発行済のコレクションについては検討状態。
・12/8までは、これまでと変わらずロイヤリティの設定が可能。
これからのNFTマーケットプレイスはロイヤリティの設定が不可になっていくのでしょうか?
クリエイターの方々にとっては死活問題ですね…