破産したFTX、被害額600億円規模の不正流出が発覚

大手仮想通貨取引所のFTXは、米国時間11月11日、米連邦破産法11条により破産申請しましたが、12日、同取引所のウォレットへ「不正なアクセス」があったとしてハッキングされたことを認めました。
FTXの顧問弁護士であるRyne Miller氏が、新暫定CEOのJohn Ray氏による次のような声明をTwitterで発信しました。

「広く報じられているように、特定の資産に対する不正アクセスが発生しました。これを受けて、私たちはすぐに事実確認と損害低減のための行動を開始した。法執行機関および関連する規制当局と連絡を取り、調整を続けています。」

さらに、FTX関連の公式SNSアカウントがテレグラムなどでもハッキング被害を報告しており、トロイの木馬をダウンロードする恐れがあるため、FTX公式サイトにアクセスしないよう警告しました。
また、FTXアプリがマルウェア感染している恐れがあるため、削除するよう呼びかけているとのことです。トロイの木馬に感染したFTXからアプリとウェブサイトにログインするためのSMSメッセージ&メールが顧客に送信されているとの報告もあります。

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破産直後の被害報告によって外部ではなく内部で不正があったのではないかという声が多いですね…